名古屋工業大学 王 建青

名古屋工業大学 王 建青
EMC設計・対策は、AIの活用によりMHz〜GHz帯では自動化が大きく進むと予測される。一方で、THz帯や光波帯への超高周波・広帯域化、ノイズ源の多様化や微小ノイズによる誤動作のリスク、さらに人体と電子機器の一体化など、新たな課題が次々に顕在化すると考えられる。50年後には、EMC技術者・研究者は、こうした複雑かつ高度な課題に取り組むために依然忙しい毎日を送るのであろうが、学問領域としてのEMCの体系化が大きく進み、勘や経験則に頼った設計・対策から、より理論的・体系的なアプローチに移行していくだろう。
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