富永哲欣

富永哲欣
電子機器の応用・利用は益々進み、RF利用もより高周波に、電力伝送など強力なものも増える傾向にあると思います。静電気や雷などの自然ノイズの大きさは変わらなくとも、電子機器の省電力化や高速化のための低電圧化が進むことで、防護機能も進化しなければいけなくなるでしょう。ただしこれらの自然系ノイズへの対応は、電子素子デバイスやLSI、モジュールのレベルでの対応が進み、安心して使えるものになると思います。一方で、電力伝送の高周波利用や、ロボットなどの動力などの利用が、EMCをより複雑にしていくことと思います。新しい無線利用、新しい動力制御に対応したEMC試験方法とより軽量で簡単なEMC対策が求められると思います。50年後のEMCは熱拡散・放電・電磁波のマルチフィジクスと、論理的な回路の動作などをすべて理解しなければ解けないという今よりもっと難しい問題になっていくと思います。
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