ノイズ犬 石田武志

量子コンピュータかそれを超える超高性能コンピュータが出現し、AI、シミュレーションが飛躍的に活用されている。
ものづくりのプロセス(マーケティング、仕様決定、意匠設計、部品選定、回路設計、基板設計、ソフトウェア設計、筐体・構造設計、量産設計等)は、AIと対話、修正を繰り返すことで完了する。
特許調査、特許申請もほぼAIにお任せできる。基板設計、構造設計の段階でEMCのシミュレーションが完了し必要なEMC対策部品は自動的に組み込まれ、EMCは最終試験だけ実施され、ほぼ合格となる。
但し、電磁波・EMCの基礎理論は学問・技術として確立され、世の中の進化とともに一部の研究機関で研究が細々と継続されている。