平伴 喜光

平伴 喜光

「50年後を創造」するために、50年前に戻って現在を振り返るとEMC世界も大きく様変わりしています。50年前は、電波暗室に籠って日がな一日、レシーバーのダイヤルを回して測定していましたが、現在は広い範囲の周波数が短時間で測定できます。また当時のEMC問題はテレビやラジオの受信障害対策がメインで、それぞれの機器特有の規格が存在し現在に至っています。一方、現在の電子・電気機器は、ほぼ全て言っていいほど高周波電源を有し、またIoTなどで機器のEMCとしてはボーダーレスの状況にあり、情報通信の信頼性確保や制御の安全性が求められていると認識しています。 こういった中で50年後を創造すると、EMC規格はシンプルに一本化されているのではないでしょうか?というよりも、一本化になって欲しいと思います。今の規格毎に異なる試験方法や許容値がある状態はなくなって欲しいです。そうすることで、規格の制定や作業などは非常に簡便化と高品質化されると思います。